「現在の高齢者は過去に自分が積み立てた年金をもらっいる」は明確な事実誤認です。日本の年金は「賦課方式」ですので、現在の高齢者の年金は現役世代が払っています。現在の現役世代の年金は将来世代が払うことになります。ちな今年生まれた人数は76万人です。氷河期世代は1学年150万人です。詰んでいます。
・ネズミ講 ネズミ講の参加者は無限連鎖で指数関数的に増えていくので、いずれ末端で集金不可になる。 ・年金 年金の参加者(強制)は少子化により必然的に減少していくので今、払った金額以上をもらうことは不可能。 最終的に末端で破綻(損する)するという意味でネズミ講と年金は同様であると言える
とにかくもう賦課方式であるため、払っていくのは無理なんです。
さらにもう一点、これは社会保険料全般に言えることですが、会社に勤めている場合(年収が106万円以上の場合)、厚生年金に加入する必要があるが、この場合厚生年金の半分は会社が負担している。会社が負担しているのでお得などという世迷言もあるが、雇用するために支払っているものなので、本来であれば自分がもらえるものである。
従って、年金の支払いは現役世代同士で争わず、負担を減らしていく方法を模索していくべきである。
そして今も、厚生年金加入条件は年々緩くなってきており、現役世代への搾取は苛烈になっている。年金制度は現役世代原因が向き合う必要がある、深刻な問題である。